包茎手術における正しい知識を身につけよう

国民生活センターは消費者トラブルの未然防止を目的とした、美容医療サービスの相談コーナーを設けており、その大半は女性からの相談といいます。男性からの相談の半数は包茎手術に関する相談で、手術後の痛みがひどい、機能障害により後遺症が生じた、縫合不全で尿道欠損して尿道再建を行ったなどの症例もあるようです。中には高額な自由診療、即日施術を強く迫られた、不要と思われる手術を受けた、j保険診療だと思い受けたなど相談内容は多岐にわたるものがあります。

包茎手術は実績を持つクリニックを選ぶことが第一であること、手術を受ける側も正しい知識を身に付けた上でカウンセリングを受けることが安全性の確保に繋がって来ます。手術にかかる費用相場は包茎の種類や状態に応じて5万円～15万円、技術を持つ専門医が包茎手術を行えば亀頭増大術などのオプション費用を払うことなく包茎の治療ができることを理解しておくことをおすすめします。

包茎手術に必要な費用には何がある？

“代表的な包茎手術は、吸収糸を使った環状切開術と呼ぶ手法です。吸収糸は縫合に使われる特殊な糸で、自然と体の中で分解が行われるので抜糸が要らないなどの特徴を持ちます。包茎手術を行っているクリニックでは抜糸が必要な一般的な糸と吸収糸を選択できるなっているところが多いのですが、費用が異なるクリニックもあるので比較をしておくことが大切です。包茎手術には手術や縫合、麻酔などの費用がかかりますが、手術後の経過を良好なものにするために欠かせない医薬品代などの治療費もあります。

なお、包茎手術や治療にかかる費用は自由診療などからもクリニック毎に差があるので、じっくりと比較をすること自分に合ったクリニックを選んで包茎手術に望む、カウンセリングを受けて納得した上で手術の依頼をするなど、即決や即日手術をしないように心がけることが大切です。さらに、余計な施術を受けると費用が多くかかりますし、治療期間も長くなることも覚えておきましょう。

まとめ

包茎手術では、カウンセリングから手術や麻酔代、縫合に使う糸や治療に必要な医薬品代、などの費用が必要になります。薬代は処方薬の種類や量などで費用が変わりますが、料金を見たときにすべての費用が含まれている総額であること、ホームページに掲載してある金額で包茎手術を行っているクリニックを使うことが基本といえましょう。中には、ホームページに掲載してある金額よりも高額になるクリニックもあるため、クチコミを使って調べておくと安心です。